2010年11月23日火曜日

日本紹介


まさか、自分がステージで、多くの人を前に
歌ったり踊ったりする機会があるとは、思っていませんでしたが・・・・ありました。

11月6,14日と、2週にわたって、ボリビア人の皆さんに向けて、日本の紹介を行いました。

6日は低学年の子ども対象と、聞いていたので、
「たのしい歌」にあるようなおなじみの曲と、手遊び歌を紹介しました。

14日は、中学生向けと聞いていたので、
合唱曲になっているアンジェラアキさんの「手紙」を紹介しました。

また、それらの合間には、ボリビア人の方と一緒に日本の踊りということで、
「花笠音頭」「よさこいソーラン」「南中ソーラン」も踊らさせていただきました。

踊りはちょっぴり練習不足で、動きにあたふたしてしまうところもあり、反省・・・。
歌は、ちょっぴり歌詞を間違えたりして、これまた反省。

でも、普通の人ですもんね~。
自分なりによくがんばったと、思います。

ちなみに、6日は、手遊び歌もやったので、子どもにも馴染んでもらおうと、
仲間と一緒に、着ぐるみの頭を作り、
当日仲間が、着けて一緒にステージへ。
その名も「マノッピー」(手遊びなので。manoは、手の意味)




ちなみに、14日は、夜にも知人のボリビア人の依頼があり、高校の文化祭でも日本紹介を行いました。
その時は、浴衣を着て、「花笠音頭」と、「手紙」の歌を紹介。
久しぶりに着る浴衣でしたが、気持ちがうきうきして、楽しんでできました。

自分が行うことが、日本の紹介になっていくと思うと、
ある意味、日本を代表していることを感じ、しっかりしなきゃな~と思います。

日本に対して、興味を持っているボリビア人の方もたくさんいます。
日本人としての自分の在り方についても
考えさせられるきっかけになりました。

久しぶりの再会

10月中旬

隊員総会と安全対策会議のため
久しぶりにサンタクルスへ。

その前日は、ラパスで健康診断を受け、すこぶる健康!
という、日本以上に良い結果が得られ、ラパスが合っているのかな、とちょっぴりびっくり。
サンタクルスでは、同期の仲間13人が久しぶりに再会。
会議へも初参加で、ボリビアに多くの隊員が各地で活動していることを知りました。
仲間とは、お互いの近況を報告しあったり、現状を励ましてもらったり、
同期の隊員のお宅にお世話になり、ゆっくり話したり、日本食をごちそうになったり、
ラパスでは控えているお酒も少々楽しんだり、
本当に充電できるひとときでした。
その週末を利用し、サンタクルス近郊のアンボロ国立公園へキャンプへ!


常に、緑の山や木々に囲まれて育っていた私としては、久しぶりの大自然に大満足!
2時間くらいかけて山の中を歩いて川に行き、
川で泳いだり(浮かんだり)、川から這い上がるべく岸壁に挑んだり、
木々を観察したりと、自然を満喫しました。

夜も、久しぶりにみんなで歌ったり、飲んだり、話したり、
ちょっとしたアクシデントで、一人夜空を眺めるようなこともありましたが、
無事仲間に救出してもらい、
何事もなく、ぐっすり就寝。

翌日も、これまた4時間くらい山中を散策でき、
自然のエネルギーをたっぷり体にしみこませてくることができました。

ラパスでは、子どもが絵を描くときに、山は茶色に塗ります。(雪があるところは白いけどね)
山は標高が高すぎて(4000~6000m級)、山々に木々の緑が感じられません。
日本にいた時は、山の緑や、秋に美しく紅葉していくことが当たり前だったけど、
それがないところに来ると、どれほど素晴らしい景色だったのかと、懐かしく思い出されます。
サンタクルスは、標高が低いので、木々も多く、ラパスとは違う景色が広がっていますが、
アンボロ国立公園では、森からのエネルギーを久しぶりに感じることができました。

続いて、仲間の活動するコロニアオキナワへ

これまたうって変わって青い空のもと、広々した大地広がり、穏やかなところ。

ここでは、仲間の活動先の現地の日系人の子どもたちが通う小学校で、久しぶりに日本語で授業をさせてもらいました。

日系人の子どもたちは、午前中はスペイン語で授業を受け、午後には日本語の授業を受けているということで、たくさんの勉強を受けている子どもたちでした。

私は、1~3年生にむけて合同で言葉遊びの授業を行いましたが、

久しぶりに、日本語で臨機応変に授業ができるということに、ものすごく心が軽くなり癒されました。

スペイン語だと、まだ自分の言葉として出てこないので、覚えたことを言ったり、同じ言葉を繰り返したり、子どもの反応にぱっと返せなかったりで、苦労をしていたので、

いくら厳選して問いかけたり言葉を練ることが大切だとしても、

本当に言葉って、「伝わること」って大切だな~ということを実感しました。

一緒に訪問した仲間も、それぞれ授業をしている姿をみて刺激を受けたり、

子どもが笑顔いっぱいに話しかけてきたり、鉄棒の技などを見せてくれたり、

その学校の先生方も受け入れてくださったおかげで、

また、がんばろう!というエネルギーをたくさん受けることができました。

帰りには、子どもたちが書いてくれた手紙をもらい、またじ~んと胸が熱くなりました。

こうしてあっという間の仲間との再会や、学校訪問などが終わりました。

書きつくすことができないくらいいろんなことを感じたり、考えたり、笑いあったり・・・できました。

いろんな意味で、元気をもらえた時間。

また、一歩ずつ、がんばるぞ~!

久しぶりになってしまった・・・

なんと、前回の更新以降2カ月も経ってしまいました。

その間は、なんだかんだとありまして、
更新するエネルギーが回って行かなかったという状態。


ある意味、充実しているような・・・
楽しい仲間との再会や興味深い行事もありました。

また、活動に悩んでいたような・・・
やっぱり意思疎通する手段として言語は大切。
お疲れ気味の頭にはなかなかスペイン語が入っていかない。

いろんなことを考える時間だったり・・・・
もの憂う秋(ボリビアは夏らしくなっていますが)

ともかくいいわけですが、ここら辺でぼちぼち再開していきます。


さて、9月末の日本祭りでは、制作していた財布とミニ草履は、見事完売!
加えて、同じボランティアグループの皆さんが、前日から準備してくださっていたたこやきも
発売約3時間で、見事完売!
しかも、大阪に行ったことのあるボリビア人の方に、
「とてもおいしかった!」
と、大阪を思い出したというような言葉をいただき、大満足!

おかげさまをもちまして、
病院の子どもたちのために、新しいシーツや薬を購入するための資金として、
寄付させていただくことができました。

さて、10月は、いろんなことがありまして、
隊員仲間と久しぶりに再会できた総会があり、
だいぶ暑いサンタクルスに行ってきました。
その時のことについては、別に投稿しますね。

サンタクルスへは1週間程度出かけたのですが、
バスでラパスの町に着いた時、
「あ~、帰ってきたな~。ラパスの風が気持ちいいな~。」
と思った私。

だんだん、ラパスが、ボリビアでの自分のホームになってきているように感じました。

そして11月に入ると、職場での仕事も学年末に突入していくため、若干忙しくなり、
これが本来の大切なことなので、頑張るのですが、なかなかねぇ~。(泣)

加えて、日本の文化紹介にも参加させていただき、踊ったり、歌ったり(笑)

ちょっぴりだけチチカカ湖と太陽の島へ旅行にも行ったり、

さらに、仲間と一緒に企画協力させていただいた、
「世界の子どもの笑顔のために」という子どもの写真と原爆資料の展示会
(広島長崎の原爆、戦争から、平和について考え、
子どもたちの未来へと、平和への願いをつなげていこうという、
スペイン語で「平和」という名であるラパスの町にふさわしい企画!)
世界子どもの日である、11月20日に合わせて土日と開催し、無事成功!(拍手)

今回、写真を選んでいく際、日本の子どもたちの写真を見返したのですが、
どれも懐かしくて、今頃何してるのかな~?
って思い出しながらの選定でした。
世界各地にいる仲間たちから送られた写真と合わせて展示したり、
枚数と場所に限りがあるので、
展示できなかった分は、スライドショーにして映像を流したり。

子どもの笑顔や姿に、改めて元気をもらうことができました。

なんだかんだいって、ここにいる以上、やるしかないもんね。

というわけで、久しぶりの更新でした~。


ラパスにある日本庭園です。ちょっと落ち着く場所。