2010年8月16日月曜日

行進に思うこと ~2回目の行進~




行進に思うこと~2回目の行進~

8月6日はボリビアの独立記念日。

ということで、5日は、高学年の子中心に、地域の全部の学校が参加する行進に行った。

子どもたちもきちんと制服を着て、
先生もスーツで決めて、
小太鼓の演奏やバトンなどもここ何日か毎日練習してきたものを
今発揮!とばかりにがんばっている。

働いてからまだ、僅かな日々の間に、行進が2回もあった。

みんなできちんと並んで胸を張って歩く。
先頭は学校の美しい旗を持ち、
みんなは手に国の小旗を持ち、国として独立した日を祝う。
国をたたえる歌(国歌以外)をうたう。

ちなみに国歌は毎週月曜日の朝集会でも歌うし、
その時、国旗の掲揚も行う。
自分たちの国に対する意識が、小さいころから自然に高まっていく。
ボリビアの人たちは、
国の記念日や自分の学校、様々なことに対する
誇りを胸に参加することを、とっても大切にしているように感じた。

日本で、愛国心ということが教育現場で盛り込まれるようになってきていたが、
国に対する意識の持たせ方が、
ほかの国とでは、断然違うように感じる。

どちらがいいということではなく、
国としての成り立ちや歴史を学び思い起こし、
先人の苦しみや志に思いをはせ、
今国として、その国民として生きている幸せを感じられることに
感謝するようなことが、
大切に感じた。

8月6日は、広島への原爆投下が起きた日。
9日には長崎、15日は終戦記念日。
日本にとっても忘れてはならない日がいくつもある。


今、食べるものも着るものも寝る所にも満たされている幸せ、
今、やりたいと思うことにチャレンジできる幸せ、
今、たくさんの支えてくれる家族や友人や、仲間、日々笑いあえる子どもたち、
多くの人に恵まれて一緒に生きている幸せ、
今、現実に生きている幸せ

今!に、日々、ちゃんと、感謝して生きていきたい。

そう感じた、行進の日でした。


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