2011年1月20日木曜日

お正月


自宅待機が解けて、外出できるようになり、
早速、常日頃お世話になっている方の家へ新年のご挨拶に行きました。
というか、普段、日本食に飢えている私たちを気づかって、
お節料理をごちそうしてくださるために、招待してくださったのです。

彼女は、普段病院のボランティアを先頭に立って進めてくださっている方。
ボリビア生活も長く、そしてボリビア人の友人も多く、
ボランティアをしながら、ボリビアのことや仲間たち、いろんなことを教え導いてくれる人です。
いつも彼女が作った料理やお菓子を頂き、楽しくお話しさせていただくおかげで、
幸せな気持ちでボランティアの活動も楽しくできています。

彼女の旦那さまも、チャーミングな方で、
私の仲間の仕事関係で知り合い、
奥様同様に、いろいろ気にかけてくださっています。

訪問すると、テーブルにはお重が・・・。
ありがたいことに、本格的なお節料理や尾頭付きの魚、チチカカ湖のトゥルーチャの刺身など、
ものすごいごちそうが用意されていました。
このボリビアで手に入るものや、日本から持ってきたものなど、
いろいろなものを工夫して、
色鮮やかなお節料理を作ってくださいました。

彼女のご家族と、私や仲間たちと一緒に、しっかりかみしめ
味わって頂きました。
お昼からお邪魔したのに、いろんな話あり、楽器の演奏あり、家庭菜園の収穫ありなど、
気がつけば、あっという間に夜になっていました。

その間、私たちの気持ちをくんで、
彼女は、お蕎麦や、お餅など、お正月フルコースをふるまってくださいました。

感激、感動でお腹も胸もいっぱいになりました。

そして、
日本で家族でお節料理やお餅、そばなどを食べていた時は、
毎年のことで、当たり前に食べていたけれど
当たり前が難しいボリビアに来て、
母が毎年料理して準備してくれていた姿を思い出し、
あらためて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ボリビアに来て、自分の活動以外にも、いろんな方と知り合えたり、
世界が広がったりしているのは、
彼女の存在が大きいと感じています。
明るくて、さっぱりしていて、チャーミングで
そして、ボリビアにしっかり根をはって生活している彼女。
ボリビアに来なければ知り合えなかった人。
この出会いに、感謝。

0 件のコメント:

コメントを投稿