2010年11月23日火曜日

日本紹介


まさか、自分がステージで、多くの人を前に
歌ったり踊ったりする機会があるとは、思っていませんでしたが・・・・ありました。

11月6,14日と、2週にわたって、ボリビア人の皆さんに向けて、日本の紹介を行いました。

6日は低学年の子ども対象と、聞いていたので、
「たのしい歌」にあるようなおなじみの曲と、手遊び歌を紹介しました。

14日は、中学生向けと聞いていたので、
合唱曲になっているアンジェラアキさんの「手紙」を紹介しました。

また、それらの合間には、ボリビア人の方と一緒に日本の踊りということで、
「花笠音頭」「よさこいソーラン」「南中ソーラン」も踊らさせていただきました。

踊りはちょっぴり練習不足で、動きにあたふたしてしまうところもあり、反省・・・。
歌は、ちょっぴり歌詞を間違えたりして、これまた反省。

でも、普通の人ですもんね~。
自分なりによくがんばったと、思います。

ちなみに、6日は、手遊び歌もやったので、子どもにも馴染んでもらおうと、
仲間と一緒に、着ぐるみの頭を作り、
当日仲間が、着けて一緒にステージへ。
その名も「マノッピー」(手遊びなので。manoは、手の意味)




ちなみに、14日は、夜にも知人のボリビア人の依頼があり、高校の文化祭でも日本紹介を行いました。
その時は、浴衣を着て、「花笠音頭」と、「手紙」の歌を紹介。
久しぶりに着る浴衣でしたが、気持ちがうきうきして、楽しんでできました。

自分が行うことが、日本の紹介になっていくと思うと、
ある意味、日本を代表していることを感じ、しっかりしなきゃな~と思います。

日本に対して、興味を持っているボリビア人の方もたくさんいます。
日本人としての自分の在り方についても
考えさせられるきっかけになりました。

久しぶりの再会

10月中旬

隊員総会と安全対策会議のため
久しぶりにサンタクルスへ。

その前日は、ラパスで健康診断を受け、すこぶる健康!
という、日本以上に良い結果が得られ、ラパスが合っているのかな、とちょっぴりびっくり。
サンタクルスでは、同期の仲間13人が久しぶりに再会。
会議へも初参加で、ボリビアに多くの隊員が各地で活動していることを知りました。
仲間とは、お互いの近況を報告しあったり、現状を励ましてもらったり、
同期の隊員のお宅にお世話になり、ゆっくり話したり、日本食をごちそうになったり、
ラパスでは控えているお酒も少々楽しんだり、
本当に充電できるひとときでした。
その週末を利用し、サンタクルス近郊のアンボロ国立公園へキャンプへ!


常に、緑の山や木々に囲まれて育っていた私としては、久しぶりの大自然に大満足!
2時間くらいかけて山の中を歩いて川に行き、
川で泳いだり(浮かんだり)、川から這い上がるべく岸壁に挑んだり、
木々を観察したりと、自然を満喫しました。

夜も、久しぶりにみんなで歌ったり、飲んだり、話したり、
ちょっとしたアクシデントで、一人夜空を眺めるようなこともありましたが、
無事仲間に救出してもらい、
何事もなく、ぐっすり就寝。

翌日も、これまた4時間くらい山中を散策でき、
自然のエネルギーをたっぷり体にしみこませてくることができました。

ラパスでは、子どもが絵を描くときに、山は茶色に塗ります。(雪があるところは白いけどね)
山は標高が高すぎて(4000~6000m級)、山々に木々の緑が感じられません。
日本にいた時は、山の緑や、秋に美しく紅葉していくことが当たり前だったけど、
それがないところに来ると、どれほど素晴らしい景色だったのかと、懐かしく思い出されます。
サンタクルスは、標高が低いので、木々も多く、ラパスとは違う景色が広がっていますが、
アンボロ国立公園では、森からのエネルギーを久しぶりに感じることができました。

続いて、仲間の活動するコロニアオキナワへ

これまたうって変わって青い空のもと、広々した大地広がり、穏やかなところ。

ここでは、仲間の活動先の現地の日系人の子どもたちが通う小学校で、久しぶりに日本語で授業をさせてもらいました。

日系人の子どもたちは、午前中はスペイン語で授業を受け、午後には日本語の授業を受けているということで、たくさんの勉強を受けている子どもたちでした。

私は、1~3年生にむけて合同で言葉遊びの授業を行いましたが、

久しぶりに、日本語で臨機応変に授業ができるということに、ものすごく心が軽くなり癒されました。

スペイン語だと、まだ自分の言葉として出てこないので、覚えたことを言ったり、同じ言葉を繰り返したり、子どもの反応にぱっと返せなかったりで、苦労をしていたので、

いくら厳選して問いかけたり言葉を練ることが大切だとしても、

本当に言葉って、「伝わること」って大切だな~ということを実感しました。

一緒に訪問した仲間も、それぞれ授業をしている姿をみて刺激を受けたり、

子どもが笑顔いっぱいに話しかけてきたり、鉄棒の技などを見せてくれたり、

その学校の先生方も受け入れてくださったおかげで、

また、がんばろう!というエネルギーをたくさん受けることができました。

帰りには、子どもたちが書いてくれた手紙をもらい、またじ~んと胸が熱くなりました。

こうしてあっという間の仲間との再会や、学校訪問などが終わりました。

書きつくすことができないくらいいろんなことを感じたり、考えたり、笑いあったり・・・できました。

いろんな意味で、元気をもらえた時間。

また、一歩ずつ、がんばるぞ~!

久しぶりになってしまった・・・

なんと、前回の更新以降2カ月も経ってしまいました。

その間は、なんだかんだとありまして、
更新するエネルギーが回って行かなかったという状態。


ある意味、充実しているような・・・
楽しい仲間との再会や興味深い行事もありました。

また、活動に悩んでいたような・・・
やっぱり意思疎通する手段として言語は大切。
お疲れ気味の頭にはなかなかスペイン語が入っていかない。

いろんなことを考える時間だったり・・・・
もの憂う秋(ボリビアは夏らしくなっていますが)

ともかくいいわけですが、ここら辺でぼちぼち再開していきます。


さて、9月末の日本祭りでは、制作していた財布とミニ草履は、見事完売!
加えて、同じボランティアグループの皆さんが、前日から準備してくださっていたたこやきも
発売約3時間で、見事完売!
しかも、大阪に行ったことのあるボリビア人の方に、
「とてもおいしかった!」
と、大阪を思い出したというような言葉をいただき、大満足!

おかげさまをもちまして、
病院の子どもたちのために、新しいシーツや薬を購入するための資金として、
寄付させていただくことができました。

さて、10月は、いろんなことがありまして、
隊員仲間と久しぶりに再会できた総会があり、
だいぶ暑いサンタクルスに行ってきました。
その時のことについては、別に投稿しますね。

サンタクルスへは1週間程度出かけたのですが、
バスでラパスの町に着いた時、
「あ~、帰ってきたな~。ラパスの風が気持ちいいな~。」
と思った私。

だんだん、ラパスが、ボリビアでの自分のホームになってきているように感じました。

そして11月に入ると、職場での仕事も学年末に突入していくため、若干忙しくなり、
これが本来の大切なことなので、頑張るのですが、なかなかねぇ~。(泣)

加えて、日本の文化紹介にも参加させていただき、踊ったり、歌ったり(笑)

ちょっぴりだけチチカカ湖と太陽の島へ旅行にも行ったり、

さらに、仲間と一緒に企画協力させていただいた、
「世界の子どもの笑顔のために」という子どもの写真と原爆資料の展示会
(広島長崎の原爆、戦争から、平和について考え、
子どもたちの未来へと、平和への願いをつなげていこうという、
スペイン語で「平和」という名であるラパスの町にふさわしい企画!)
世界子どもの日である、11月20日に合わせて土日と開催し、無事成功!(拍手)

今回、写真を選んでいく際、日本の子どもたちの写真を見返したのですが、
どれも懐かしくて、今頃何してるのかな~?
って思い出しながらの選定でした。
世界各地にいる仲間たちから送られた写真と合わせて展示したり、
枚数と場所に限りがあるので、
展示できなかった分は、スライドショーにして映像を流したり。

子どもの笑顔や姿に、改めて元気をもらうことができました。

なんだかんだいって、ここにいる以上、やるしかないもんね。

というわけで、久しぶりの更新でした~。


ラパスにある日本庭園です。ちょっと落ち着く場所。


2010年9月29日水曜日

ガスはいかが?

学校の裏の通りを通る、ガスやさん



トラックに山積みされたガスボンベ。
カーンカーンと、鐘の音とともに現れます。
ラパスでは、こんな風に、ガスを売りに来ます。



私は、ステイのため自分で買ったことはないけれど、
先輩隊員の話によれば、
ガスはかなり安いらしい。



ボリビアは、資源の宝庫

天然ガスが出るので、安価なのだとか。
むしろ電気代の方がかなり高いらしい。


電気代といえば、
日中ものすごく日が照るので、ソーラーパネルをつけたらどうか?
と思うけど、

国内でパネルを開発したり、海外から技術協力を受けたりしても、
そのパネルのメンテナンスや取り付け工事、維持費なんかを考えると、
導入は、難しいのかも。


ラパスの家々の屋根にパネルが付いている姿を、
一見見てみたい気がするけど、
でも、茶色く統一感のある街並みが変わってしましそう。

開発と維持、伝統の継承

発展の陰にある変化、破壊。

便利で、ものがある生活は素晴らしい。
けれど、時代や人々が真に求めるものへの変化は、
急激ではなく、
ゆっくり、緩やかに歩んでいくのがいいなあ。
人々の智恵を出し合い、
望ましい変化へと。

今日も、ラパスの町に、鐘の音が響く。

満月

 ベランダから見える夜景。



今日は、満月。

日本では、お月見、お団子、すすき・・・かな・・・。



家のベランダからは、ラパスの夜景がこんな風に見えます。



やわらかいオレンジの明かり。
その中で、スープが湯気を立てていたり、
家族で、今日のできごとを話していたり。
小さな明かり一つ一つに人々の暮らしがある。

ボランティア その2

ラパスでは、いろいろな人と出会うことができているように思う。

その中の一つとして、

自分の仕事とは別に、仲間と
週に一回ペースで、集まるボランティアサークルに通っています。

名前は、「KAME」

ラパスの中にある資金難の個人病院の子どもたちに対して、
出来ることで支援をしていこうという活動をしています。
この病院は、ラパスとユンガス地方とを結ぶ道路沿いにあり、
郊外の少々貧しい地域の人たちが利用するようで、
見学に行くと、シーツや病院内の環境整備でも十分でない様子がわかりました。

このボランティアサークルで、
今度ある、「日本祭り」に小物を販売して、その売り上げを、病院に寄付することになりました。

ということで、
みんなで集まっては、日本の和服の端切れや、和紙などを利用して、
袋やクッション、シュシュや財布などを、手作りしました。

子どもの頃は、手芸クラブや編み物クラブなど
創作熱が高まっていたこともある私(見かけによらず)ですが、
高校時代にセーターを編んで以来遠ざかっていたので、ちょっぴり不安。

でも、無心になって何かを生み出す作業は、久しぶりで、結構楽しく制作活動をすることができました。

楽しくだけではなく、今回は、販売するということもあって、
丁寧に、見栄えもよくなるように、気をつけながらの作業。

大きな手の私には、細かい作業はちょびっと大変ですが、
爪楊枝なども使って、頑張りました。

出来た作品は、こちら!



週末の日本祭りでは、会場に来てくれた人たちに喜んで買ってもらえるといいな・・・。




2010年9月27日月曜日

dia de estudiante

月曜日、突然聞かれて驚いた。

「明日は、何の歌を歌うの?」

9月21日(火)は、dia de estudiante.

ちなみに、「春の日」でもあり「愛の日」でもある。

そういえば、先週の会議で、その日に向けての話をしていたような・・・。


私の出番があるの?


というわけで、周りにしていたら予定通り、
でも、私にしてみれば、急な話で、当日、歌とリコーダーの演奏をすることになった。

よく聞いてみると、先生方も、ダンスをしたり出し物をしたりするという。


確かに、この間、踊っているのをみたなあ・・・。


そこで、 授業終了後、練習しているところを見に行くと、
踊りの動きや隊形の確認をしている。

せっかくなので、一緒に踊り始めると、
一緒に踊ろうと、誘っていただいた。

ということで、帰りに貸衣装を借りに行く。

職場のすぐ近くに、ものすごくたくさんの貸衣装(ダンス用)やさんがあった。


こんなに種類があるとは・・・・。



本番は・・・・。



歌は、滝廉太郎の「花」 (春の日ですものね。)

リコーダーは、「エーデルワイス」 (高地ですものね。)

ダンスは、Tarqueada  (タルケアダ)を踊った。

この日、子どもたちは、授業はなく、先生方の発表やダンスを見る。

くじが配られ、クラスごと文房具やちょっとしたおもちゃの当たる抽選会がある。

出し物を見終わると、教室で、みんなが分担して持ってきたケーキやお菓子を食べたり分けたり。

全部の学校で、子どもたちのためのイベントが行われる日らしい。


私は、何とか息切れせず歌ったり、リコーダーが吹けたりしたので、ひとまずほっ。

そして、ダンスは、すぐ終わってしまうのがもったいないくらい楽しくできた。


でも、会議を聞き落とさないようにしなきゃ大変だわ~
と、強く感じた出来事でもあった。




みんなで一体になって祝う9月21日。


春の到来!

2010年9月25日土曜日

我が家のマスコッタ

「マスコッタ」  というのは、スペイン語でのペットのことです。


ステイしている家には、かわいい家族がいます。


ボンゴ。12歳。オスの大きな犬です。


とても穏やかな彼は、家で吠えることはめったになく、たいてい寝ています。


「目はどこ?」という感じですが、とても愛くるしい彼。

ステイ先のママが大好きで、ママたちが留守の時は、戸口でじっと座って待っています。


最近は、時々私が散歩にも行くようになりました。

そして、少しでも仲よくなれるように、マッサージをしています。

彼も結構気に入ってくれているのか、

最近は、私のそばで背中を向けて座って、

「マッサージして~」

というそぶりを見せます。
私のことも家族として少しずつ認識してきたように感じます。


ボンゴと一緒にいると、小さいときに飼っていた我が家のポチたちを思い出します。

2匹続けて名前はポチ。(安易だったか・・・。)

あの頃は自分が子どもだったから、大好きだったのに、自分勝手なかわいがり方で、

結局いろんな世話も、母任せになってしまっていた。

かわいくて賢かったポチ。


「あの頃、ポチのことは大好きだったのに、行動が伴わなくて

 命に甘えていたね。

 自分勝手な飼い方でごめんね。」


ポチというと、川一のときの「マスコッタ」も川上犬のメスで同じ名前。

これまたかわいかったなあ。


ポチたちのこと、忘れずに、

今目の前の、ボンゴに思いやりの心を大切に生活していきたいと思います。


星になったポチも見守ってくれるよね。


お味は・・・

ラパス生活で、大切なもの、それは、


水です。


高地での生活のため、血液中に酸素を多く取り込もうと、赤血球の数が増えるようです。

そんな時、しっかり水分を取り、ドロドロ血になるのを防ぐ必要があります。

そこで、毎日水分を多く取るのですが、飲み水は購入しています。

しかも、売っている水も種類がいろいろあります。


私のお気に入りは、こちら。



なんと、酸素入りの水です。

さすが高地!

今では、酸素なしタイプでも平気ですが、

ラパスに着いた当初は、この酸素入りを好んで購入しました。

実は、日本から水に溶かす酸素(液体)を持ってきていた私。

すでに酸素が混入されているタイプがある今、

その液体は、さらに高地に行く時のために、部屋で出番を待っています。

(果たして4000m級以上に行くことがあるだろうか・・・。)


お値段 600mlボトルで、だいたい2,5BS (約30円)

命の綱である水。

安価で買えることに感謝。

ありがたや~。

2010年9月23日木曜日

うれしい出来事

うれしい出来事がありました。





日本からかわいいお客さんが、ボリビアに来てくれました。





彼女が小学校当時、私が担任していました。


その後、連絡を取り合う中で、私のボリビア行きを知り、旅行先をボリビアにしてくれたんです。





その彼女も今はもう大学生。


時の経つのは本当に・・・・早い。


すっかりかわいくきれいに、しっかりした大人になって。





今回大学の夏休みを利用して、友達と一緒にボリビアに来てくれました。






(右が彼女。左は友達。ちょびっとだけ観光案内もしましたよ。)



この職種の仕事をしている上で、こんなうれしいことはありません。


小さかった子どもたちが、


成長した姿を見せてくれる。








彼女たちは、私の職場にも来てくれました。


多くのちびっ子に囲まれ、一緒に話したり遊んだりしてくれ、


私も自然に顔がほころんだのは言うまでもありません。








私の仕事は、





「未来につながっている」





ということを、常日頃感じ、


どんな小さなことでも、自分が語りかけることは、





子どもたちへ、何らかの種をまいている・・・。








と思ってやってきました。


その分、自分の関わり方には、重大な責任があるし、


子どもたちと一緒に、

いろんな苦い思い出も、涙も、


たくさんの笑顔も、元気な笑いもありました。


でも、精一杯の日々。


目の前の子どもたちよりも


先に生まれてきたものとして、自分の姿を見せてきたつもりです。


これからだって。








今回、滞在は短かったけれど、


ボリビアから感じたいろんなことを、


彼女たちがまた自分の中で膨らませていってくれるかな・・・








懐かしさと、


うれしさと、


新たな未来への希望と、


頑張る勇気を


たくさんもらえた今回の出来事。





ありがとう。





そして、お互い青い空の下、また一歩ずつ歩んでいきましょう!

こんな活動も



9月の初旬。


JICAの先輩隊員たちが中心になって、


母子の健康や栄養、保健衛生に関するブースをフェリアで出すことになりました。




私も、ちょっぴりお手伝いで、手洗いについての広報ステッカーを配布しました。




フェリアは、この時期毎週日曜日に行われているお祭りのような歩行者天国です。


民芸品のお店や、食べ物屋さん、こどもの遊び場、各団体の広報テントなど、


さまざまな出店があり、


町の人たちがたくさん、集まります。

中にはこんな人たちも。





町で歩行者の交通整理を手伝っている、しまうまさんたちです。
実は、一緒に写真も撮ってもらいました。
壁に貼り付けられるステッカーを無料配布したので、


興味を持ってきてくれる人も多く、結構な盛況ぶりでした。


こういった企画を立ち上げ、実行していく先輩の姿に、刺激をいっぱいいただきました。


2010年9月9日木曜日

普段の授業へ

普段の授業へ

最近は、音楽や体育以外の時間に、算数の授業に参加しています。

くるくる教室中を回っていって、考え方ややり方で悩んでいる子を見つけ、
その子が考えられるように図で説明したり、小さく声にだして計算を確かめたりします。

やっぱり計算などで悩んで、固まったままだったり、
結局あちこち歩いたり、しゃべったり、遊んだりしてしまう子たちが、

自分で答えを導いて、わかったと明るい笑顔になってくれるのを見ると、
本当にうれしくなります。



計算のやり方や、考え方は、日本とだいぶ違っていたり、学年で学ぶ内容も違ったりしています。
(割り算の式の書き方が違ったり、各種の計算の基本的な練習が少なくて、そのまま大きな数の計算までやっていたり・・・。
6年生で、日本では中学生が習う内容を勉強していたりとだいぶ違います。)


結構テストもやっていて、先生たちの自作のプリントを使っています。

少しでも


「算数がわかるようになった!」


という子が増えるように、
日本のことを思い出して、わかりやすい教材・道具を紹介していきたいと思っています。

創立記念日 その3

創立記念日 その3

三日目は、レクレーションとしてのスポーツ大会

各学年の簡単なレースがあり、


練習なしで、その場での簡単な説明でできるもの。


種目の企画自体は、私も一緒に参加して考え、準備全般も先に立ちやらせていただきました。
(この準備や計画については、次回への反省として繋げたいという感想はあり)



普段の校舎周りより広い、地域の運動場(コンクリのバスケコートくらいの場所)
を借りて行います。

キンデル(年長)から順にやっていき、内容が少しずつ変わります。
6年生は、係があるわけではないけど、各種目の準備などを手伝ってくれます。



日本の運動会のようにチーム対抗で得点がつくわけではないけど、


やっぱり、ゲームをするときには、熱くなって声援を送りながらの大盛り上がりです。


(自分の種目が終わると、周りで遊んでいるのは、次回への反省)



自分が、この学校にいる間に、運動会のようにみんなで盛り上がれる行事を計画したいと
考えていたので、今回のレクレーションは、すごくいい経験になりました。


やっぱり、体を動かしたり、みんなで一緒に競いあったり、楽しめる内容で笑ったりできることが、好きなんだなと感じました。


この創立記念行事の中で、各学級の学校についてまとめた「壁新聞コンクール」も同時に行われ、文化祭のような面もありました。


本当に盛りだくさんでしたが、
学校全体が、特別に盛り上がって過ごした3日間。


初めて参加した私から見ると、素晴らしく、華やかで、興味深い内容でした。


まあ、少々の工夫も改善点も気がつくのですが、


全体的には、みんなで盛り上がることや
家族に見てもらえることが、うれしくて楽しくて張り切って頑張る姿が
たくさんあって、普段見られないような、ボリビアっ子のパワーを感じました。

創立記念日 その2

創立記念日 その2

今日は、ダンスの発表会!
学校に縁のある方々をお迎えして、各学年選抜の子どもたちによるダンスです。

朝学校に行くと、早くからきている子たちは、様子が違います。
色とりどりの衣装や、かわいい衣装など、
それは見事な民族衣装を身にまとい、佇まいが違います。

お家ちの方も着替えのために同行していたり、
椅子席で見ようと、早めに来校されたり。

私たちも、会場作りや機材の準備に大わらわ。
教室からは、最後の練習とばかりに音楽が聞こえたり、
子どもたちの明るい声が聞こえてきます。

ダンスは!と言うと、
ボリビアのダンスは、このように受け継がれていくのだ
と強く感じるほど、素晴らしいものでした。

各種の民族舞踊を、小さい時から踊り、鑑賞し、楽しむ。
毎年、地域のダンス以外にも、学校で繰り返されることで
大人になっても、ダンスチームで祭りに参加するほど、
ダンス好きになっていくんだ、と感じました。

見事なダンスの様子をご紹介


4年 ティンク    1年 カンチュチータ と カポラレス



3年 サヤ      6年 トバス
他にもありますが、画像の関係でここまで。
衣装にも特徴があり、
ボリビア各地域の文化や伝統や気候が反映されています。
(衣装は学校やお店からのレンタルのようです。)
練習で一緒に踊っていたトバスは、ものすごくジャンプするもので、大変疲れます。
「本番も一緒に踊ろうよ~!」
と誘われていましたが、本番の衣装を見て、
遠慮しといてよかったなと。(お腹がね。)
いっぱい練習したダンス。
大歓声の中、かわいくもあり、かっこよくもあった姿が、素晴らしかったです。
大成功!!





















創立記念日 その1


創立記念日 その1

8月23日
学校にとって大切な創立記念日です。
と言っても、私自身、日本では一度も創立記念日なるものを体験したことはありません。
(創立○○周年記念行事という関係はあっても、その日をジャストタイムで祝う経験なし)

どんな感じなのかなあと、楽しみにして行くと、
朝から校舎の飾り付けです。
確かに、午後別の学校がある関係で、昨日できなかったと言えばそうですが、
6年生が総出で、1時間半ほどかけて、白と青の小旗や風船を飾りつけていきます。

そして、各クラスの作った壁新聞も掲示されていきます。
(一体、いつ作っていたのかな?)
と、びっくりするような手の込んだものもありました。
(子どもに聞くと、宿題で作ってきたとのこと。
 事前に見なかったのも納得。)

そして、今日は、司祭さんが来校されて、みんなでミサに参加します。
教会で行われるのと同じように、
お祈りをし、歌を歌い、お話を聞き、歌を歌い、聖水を与えて頂く
学校を大切にしている気持ちを感じました。

でも、1時間近くも外に立ち続けてミサに参加しているため、
多くの子どもたちは、ちょっとだれてしまっていたので、
それを落ち着かせたり注意したりすることに、
後半は忙しくなりましたが、
ともかく、無事?にミサも終了。

残りの時間は、明日のダンス発表に向けての練習になりました。
いよいよ明日が本番
楽しみ!

2010年8月25日水曜日

カラオケ文化


カラオケ文化

カラオケは、日本発の文化の一つですが、
ここボリビア、ラパスにもカラオケができるお店が何件かあります。(看板を見ます)

土曜日は、ボリビアでの日本語のカラオケ大会がありました。
参加者は様々で、私たちのようにボリビアに住む日本人や、ボリビアの日系人の方々、それと、ボリビア人の方で日本語を習っている方々など、様々です。

私は、今回は歌を聴きに行きましたが、
どの曲も、懐かし~!とか、あの時のドラマはとか、いい歌だよなあ~!と思えるものばかりで、
しっかり口ずさんでおりました。

驚いたのは、日本語を習っている方々が、ものすごく上手に日本の歌を歌われたこと。

逆に考えたら、私が、英語やスペイン語であのように上手に歌えるかと言ったら・・・。


スペイン語の勉強の一つに、歌を入れよう!と思ったのは言うまでもありません。


カラオケ自体は、聞かせどころあり、パフォーマンスあり、

仲間と楽しく盛り上げるものありで、本当に楽しく、聞きごたえのあるものでした。

このところ新しい歌に疎くなり、カラオケから遠ざかっていましたが、
久しぶりに楽しく歌を歌いたくなった、そんな時間でした。

出演された方々、お疲れ様でした。
歌いたい気持ちを思い出させてくれてありがとうございました!

踊りの血


踊りの血

8月23日 学校が創立記念日を迎え、様々行事を行って、みんなで祝うそうです。


というわけで、最近は、どの学年もその行事に向けて、準備をしています。
中でも、クラスの代表が踊るダンスは、ボリビアの代表的な民族舞踊らしく、練習に熱がこもっています。

今回は、6年生と一緒に跳ねて跳んで元気いっぱいの「トバス」というダンスを練習しました。

狭い教室でも、元気いっぱいに動きをそろえようと何度も練習します。
動きの合図を出している子は、ものすごくしなやかに踊り、ほかの子もそれに続きます。
カウントの取り方や、ちょっとした動きが、もうすっかり立派なダンサー。

このリズム感やしなやかな動きは、一朝一夕にはできないだろうと思うけれども、そこがボリビアっ子。
きっと、脈々と受け継がれてきた血で踊っているんだろうなあ。

各学年いろいろな踊りをするけれども、1年生だって、ものすごく素敵に踊る子がいるもの。

創立記念で本番を見るのが、今から楽しみです。

その後、練習でくたくたの私に、筋肉痛が訪れたのは、


かなりの時間差があったのは言うまでもない・・・。くっ。

ボリビア料理を習いに











ボリビア料理を習いに

先日、先輩隊員の方に誘っていただき、ボリビア料理を習いに行きました。





こちらでは、ホームステイのため、料理を作ることはほとんどありませんが、
久しぶりに料理ができることや、
ボリビア料理を覚えるチャンス!
とばかりにうれしくなって参加しました。




実は、学生時代以降、今まではほぼ毎日料理していたので、
結構料理(それ以上に食べること)が大好きで、
自己流にいろいろ作ってきました。(簡単なものだけですが。)
なので、きっと、今回のボリビア料理も、今後自己流に多少変化してもつくる機会があるかなあと、自分では思っています。

さて、肝心の料理ですが、まず、一番に言えることは、




「ジャガイモはかかせない!」

というのも、付け合わせや、料理自体にジャガイモを使うこと使うこと・・・・。
たぶんこの時、一人ジャガイモを5個分は食べたと思います。
さすが、ジャガイモのふるさとボリビア(アンデス地方)

今回、3品作りました。
① ソパ デ マニ(ピーナッツのスープ)
② ポジョ デ ピカンテ(ちょっと辛い鳥煮込み)
③ レジェノ デ パパ コン カルネ イ ウェボ
(肉と卵入りのポテトコロッケのようなもの)

これがまた、どれもおいしい!
調理時間約3時間半!
しっかり煮込んで手をかけただけあって、すごい量だったのにしっかり完食!

今回、すごく感謝したことは、
料理を教えてくれていたボリビア人の方はスペイン語を教えてくださる先生で、
実は、彼女は肉系がアレルギーとのこと。
でも、私たちのために、代表的な料理を作ってくださり
ご自身は、肉を食べずに、もてなしてくださったの。

何という優しい計らいなのでしょう。
彼女の心くばりに感謝し、今日の料理を忘れないようにしようと
心に誓うのでした。

写真は、野菜を買ったお店の様子と
調理中と、完成の様子です。
ごちそうさまでした!

2010年8月16日月曜日

職員会議と午後の学校




職員会議と午後の学校

私の学校は、基本的に午前中の学校で、だいたい毎日、
朝8:30ごろから1時まで勤務している。
今日は、午後3時に先生方が集まっての職員会議だ。
学校で行われる行事や先生方の研修の話、
子どもたちの姿から評価について各クラスの先生方の意見などが話し合われた。
そして、私についても議題になっていた。今後の計画や授業への参加についての先生方のご意見を聞いたり今まで見てきた授業の感想を伝えたりした。
会議自体は、毎週あるわけではないが、定期的に行われているようで、熱心な話し合いが7時まで行われた。
午後の学校は、違う学校が運営されているため、
そこにいる子どもたちの制服も先生たちも異なり、校舎は同じ所なのに、雰囲気がまた違う。

会議や先生方の話しで、私に望まれていることが出されてきた。
① 私自身が授業をすることよりも、
 子どもたちや学校全体や先生方が、今まで以上によくなっていくために、改善点を見つけ、それを教 えよくしていく。
② 今の音楽の授業に対して、サポートしながら改善し、リコーダーを教える。
(今の音楽の授業は、日本と全く違い、大きな声で1,2回、国や国土、国旗関係の歌を歌ってから、それらの歌の歌詞をノートに写して書くことが中心)
③ 日本の学校との作品交換などを通して、子ども達同士の文化交流をしてほしい。
④ 日本の紹介も兼ねて、折り紙などを教えてほしい。
(実は、ボリビアでは折り紙が大人気で、いろんな本もあるし、折り紙教室もある。)

というような内容だった。

熱心に取り組んでいる先生方に対して、改善点をうまく伝えて理解を得ながら、よくしていくというのは、私の今のスペイン語力で伝えるのは非常に難しいが、
子どもたちの姿から気が付いていることは、たくさんあったので、
日本の学級や授業つくりの方法のよさを、
ボリビアの社会に合うように適応させながら、
自分がいる時間をかけて、少しずつよりよい学校にしていけるよう、
自分の力を尽くしたい!
と思いました。

行進に思うこと ~2回目の行進~




行進に思うこと~2回目の行進~

8月6日はボリビアの独立記念日。

ということで、5日は、高学年の子中心に、地域の全部の学校が参加する行進に行った。

子どもたちもきちんと制服を着て、
先生もスーツで決めて、
小太鼓の演奏やバトンなどもここ何日か毎日練習してきたものを
今発揮!とばかりにがんばっている。

働いてからまだ、僅かな日々の間に、行進が2回もあった。

みんなできちんと並んで胸を張って歩く。
先頭は学校の美しい旗を持ち、
みんなは手に国の小旗を持ち、国として独立した日を祝う。
国をたたえる歌(国歌以外)をうたう。

ちなみに国歌は毎週月曜日の朝集会でも歌うし、
その時、国旗の掲揚も行う。
自分たちの国に対する意識が、小さいころから自然に高まっていく。
ボリビアの人たちは、
国の記念日や自分の学校、様々なことに対する
誇りを胸に参加することを、とっても大切にしているように感じた。

日本で、愛国心ということが教育現場で盛り込まれるようになってきていたが、
国に対する意識の持たせ方が、
ほかの国とでは、断然違うように感じる。

どちらがいいということではなく、
国としての成り立ちや歴史を学び思い起こし、
先人の苦しみや志に思いをはせ、
今国として、その国民として生きている幸せを感じられることに
感謝するようなことが、
大切に感じた。

8月6日は、広島への原爆投下が起きた日。
9日には長崎、15日は終戦記念日。
日本にとっても忘れてはならない日がいくつもある。


今、食べるものも着るものも寝る所にも満たされている幸せ、
今、やりたいと思うことにチャレンジできる幸せ、
今、たくさんの支えてくれる家族や友人や、仲間、日々笑いあえる子どもたち、
多くの人に恵まれて一緒に生きている幸せ、
今、現実に生きている幸せ

今!に、日々、ちゃんと、感謝して生きていきたい。

そう感じた、行進の日でした。


初の授業


初の授業

今日は、初めてちゃんと授業をしました。


内容は、折り紙。
3年B組の先生から依頼されて、折り紙の紹介。
やっぱり折り紙って人気があるし、興味があるみたいです。
最初なので、簡単に日本の紹介をしつつ、
いろんな折り紙作品(鳥やカエル、風車やピアノ、新聞紙で作った兜や箱、帽子など)を紹介してから、本日折るものの紹介。


犬と猫とチューリップ

ということで、作る作品を紹介しつつ、日本の歌
「犬のおまわりさん」(猫も出てくる)
「さいた、さいた」
を、ジェスチャーいっぱいに歌いました。

折る作業はいたって簡単なものを選んだけど、
説明のスペイン語がすらすらは出てこず、
あらかじめ提示用に書いておいた説明もちょぴりつっかかり・・・。

簡単な単語だけで、実際に見えるようにして大きな紙で折る。

担任の先生が、一緒にやりながら、私の言葉のないところを
言ってくれたおかげで、無事完成。
ふう~~~~。

最初に作ったチューリップを
子どもたちにノートに張ってもらい、
茎や葉を書いてもらった。

次は、犬。
同じように作って、できた犬の顔に、表情を書き、
ノートに張って、胴体部分を工夫して書いてもらう。
折り紙と、絵と組み合わせてみる。
とっても楽しそうに、そして、端をしっかり合わせて折ってくれたので、
どれもみな素敵な感じに仕上がっていた。

時間の都合で、今日は2作品のみ。
もっと、もっとと、休憩時間もにこにこしながら集まってきたり、
作っておいたぴょんぴょんカエルで遊んだり、
帽子をかぶったり。

好評につき、来週も行うことになりました。

本来行うべき、体育と音楽も楽しんでくれるといいなあ。

ちなみに、
折り紙をあちこちの店で探してみたけど見つけられず、
画用紙のような紙を切って使っているようだったので、大きめの紙を切って準備。

今回利用した紙は、メモ帳として売られていたもの。

ちょっと小さめだったけど、正方形で
ノートに張るようなサイズにちょうどよく、
作るものも簡単だったので何とか無事できました。
担任の先生が少し、折り紙を持っていたので、
どこに売っていたか聞いておかなきゃ~。

そして、スペイン語だ~。
ちゃんと説明できるように、もっと練習だ~。

2010年8月5日木曜日

バモサ!エヘルシシオ!



バモサ! エヘルシシオ!

今日は、運動不足解消のために(と言っても今は毎日よく歩く生活です)、
ステイ先のママと一緒に、夕方、ママの行っているジムに行きました。


先日、町お祭りを見て、

「来年踊りたい!」

って言ったから、きっと誘ってくれたんだと思うけど、
踊り中心のエクササイズをやった。


いろんな曲に合わせて、先生の振り付けをまねて踊るんだけど、

けっこうしんどくて息が切れ・・・ぎれ・・・。

でも、一応、メンバーの中で先生に次いで若年に見えたので、休むわけにもいかず、
踊り続けた・・・。


すると、
けっこう楽しくて、ノリノリ!!

先生にも、動きがいいよ!とほめて頂き、ちょっと調子に乗る。

ボリビアの伝統の踊りもあり、みんなで手をつないで回ったり、
手拍子で盛り上がったりして、
大笑いしながらも、汗だく!

こっちに来てから久しぶりに汗だく!になって動いたよ。

ダンスの後は、バランスボールを使って、ちょっとした筋トレ。
腹筋が落ちているだけあって、お腹の肉がすぐ笑い出した。

ふふふっ。

ママが通うのにかこつけて、がっつり自分が通って鍛えたい!
と感じました。

エルアルト



エルアルト

日曜日には、エルアルトで行われているフェリア(市)に先輩隊員や仲間と行きました。


いろんなものがとにかく安く、たくさん売られていると聞き、
トレーナーなど見つけられるといいなと思って行きました。

あることあること・・・店の数々。
何キロかなあ・・・

見渡す限り、色とりどりのテントのような屋根が軒を連ね、
店が続いています。

そして、買い物をする人もいっぱい。

それぞれの店で、日用品や洋服、靴、食べ物、工具、袋、DVDなどなど、本当にいろんなものがいっぱい!売られています。

しかも、値段は、びっくりするくらい安い!(特に服)

ということで、バーゲンで洋服を探しまくる人になりきって、
自分が着れる(サイズ)で、好みの服を探しまくりました。

一つの所にも、男性女性、大人も子どもも関係なく、いろんな服が一緒になっている所もあって、
若干宝探しゲームのよう。

そして、自分でも満足のいく服を二着購入しました。

お値段、何と・・・10BS(130円くらい)
しかも、そのうち一着は、2BS。


ものの値段って、何で決まるのかな?


と、真剣に考えてしまった。


ともかく、今日のめぐり会いに感謝!

祭りだ!祭りだ!



祭りだ!祭りだ!

7月30日(土)昼間から夜までずーっと町中が盛り上がっている。


大通りを歩行者天国状態で、いろいろなダンスチームが参加して踊りまくっている。

松本ぼんぼん、びんづる、りんごん、どんしゃん・・・地域のお祭りが思い出されるが、

衣装の派手さが半端なくすごい!

衣装によって地域の伝統の踊りだったり、

踊り方がさまざまあるようで、

ただ目立てばいいという感じでもないようだ。

バンド演奏も一緒に行列を作っていたり、ペアで踊るチームがあったりで、様々。

ラパスという高所で、演奏(特にチューバなど)や踊りを続けるというのは、


よほど心肺機能が強くないとできないわ!と、感心してみていました。


来年は、出場したい!という秘かな野望が湧いてきたタカザウルスでした。

ステイ先の仲間


スティ先の仲間

一緒に生活しているスティ先の仲間のうち2人が、
7月末で続けてアメリカ合衆国に帰国することになった。


彼女たちも自分の休みを利用して、ボリビアに滞在していたので、

いよいよ帰国することになった。

一緒に夕食を取るのが最後になり、ちょっぴりさみしい気持ちになった。

「今の気持ちは?」

と聞くと、彼女は、

「うれしいのと、悲しいのとどちらも行ったり来たり。」

2年後の自分は、どうかなあ。

今できることをしっかり積み重ねた先に、


確かにあるだろうその日に向かって、


今を、がんばろうと思いました。

2010年7月30日金曜日

子どもたちとの出会い


子どもたちとの出会い

 今日からいよいよ授業が始まりました。


 最初なので、一週間はいろんなクラスの様子を見て勉強したり、

先生たちに学校のことなどを教えてもらったりする予定です。

 子どもたちみんなも久しぶりの学校だからか、最初は全校集会で校長先生のお話を聞きます。

 その時、私のことが紹介され、みんなの前であいさつをしました。(もちろんたどたどしいながらもスペイン語で。)


 教室に移動するときに、子どもたちがみんなあいさつをしてくれたり、話しかけてくれたりで、

やっぱり子どもと一緒に活動できることのうれしさを感じました。
 
 はじめは、3年生と体育です。
 空気が冷えている校舎の日蔭で動くので、走ったり体を温めるような運動やストレッチを組み合わせたり。

私も、先生と一緒に動きの見本をやって走り回りました。

 そのあと、いろんな学年の教室を見て回りました。
 
 休み時間に、4年生の女の子が誘ってくれて、一緒に中庭で遊びました。
 運ていやブランコ、鉄棒やシーソーで、みんな元気に遊んでいます。運ていにぶら下がったり、鉄棒に登ったり、自分のできることをいろいろ披露してくれます。

 今まで学校に来てくれていたボランティアのことを知っているかを聞いてきたり、

ご飯や歌や折り紙のことを聞いてきたり、いろいろ質問してくれる子どもたち。

 すごくうれしい!

・・・けれど、まだ十分に聞き取れたり応えられなかったりするので、それが悔しい一日でした。

 子どもたちと一緒にスペイン語を勉強!します。

ラパスで日本を感じた日


ラパスで日本を感じた日


 今日は、仲間からの紹介もあって、ラパス日本人会主催の運動会に参加しました。

 いつも生活しているところよりは、少し南の標高がちょっぴり低い地域にある、

運動公園のような所で、

酸欠と闘いながら久しぶりに走ったり、跳ねたりしました。

 ボリビアには、日本から移り住んでいる移民の方々やそのご子息、二世、三世の方々などがたくさんいらっしゃいます。

研修していたサンタクルスには、一つの村のような規模でボリビアに根付いて生活されているところもあります。

 ラパスにも何家族も日系の方が生活をしていて、今日は、ボリビア・ラパスにいながら、

日本の運動会です。

 短距離走、スプーン競争、風船割り、つなひき、玉入れ(子ども限定)、パン食い競争などなど、


おなじみの種目があり、青空のもと、大盛り上がりでした。

 使っている道具は、こちらで用意できるものを工夫されていて、そのアイデアにすごく刺激されました。
 走ったり跳ねたりするのはあまり活躍できませんでしたが、

やはり風船割り!と

豆つかみ競争では、

見事入賞!できました。

 つなひきでは、残念ながら力及ばず・・・。(まだ、本調子ではないのか)

 でも、いつも、運動会といえば運営する方だったので、

久しぶりに自分が出場して、芝生の上で走ったり、お弁当を食べたりできて、

懐かしいような気分爽快の一日でした。

 日本人会の皆さん、誘っていただき、楽しませて頂き、ありがとうございました。

 いろんな人とみんなで盛り上がったから、なお、楽しかったんだと思います。

 参加していたすべての人に感謝。

ボリビアの食事




ボリビアの食事


 ボリビアの食事は、結構おいしくて、今のところ大満足!



 語学研修中は、学校の食堂で毎日いろんなボリビアの地方の料理を出してくれていたし、テイクアウトするにしても、いろいろなおいしいものがありました。


 今は、スティ先で食事が出るので外食は少ないけど、レストランもいろいろあるし、


日本食はさすがに頻繁には無理だけど、


困った時の中華料理という感じで、なじみの味もあるので、


食べ物に関しては、充実しているように感じます。

 ボリビアの人にとって、一日のうちで一番メインの食事は昼ごはんのように感じます。


 ラパスは、高所なので酸素の関係(酸素が薄いと消化不良になりやすいようです)で、


夜は少なめにする人も多いようです。


 そして、食事は、だいたいコースになっています。


      最初 スープ


      (野菜や麦などが入っていたり、肉や豆が入っていたりこれだけでも十分なくらいおいしい!)
      スープと一緒にパンも出てきます。


      次  メインの肉と野菜とご飯などの盛り合わせたプレート
    


      しめ  フルーツなど (店だとアイスとかがつくときも)




この間、家だとコーヒーやお茶やジュースなどの飲み物もでます。


店でも、ジュースがセットになっていることが多いです。

基本のスープとプレートのセットで、15BSくらい。(普通のきれいな店の感じで)


デザートとかもつく感じだと、25~30BSくらい。(いいところの店の感じで)

これが、結構な量だし、おいしいし、一日のうちでもかなり大満足な食事になります。

先日、家でキヌアが出ました。栄養たっぷりの穀物。


おいしすぎて、これ以上大きくならないように、気をつけなければ!
と思っているところです。


* 1BSは、だいたい日本円で13円くらいです。

チャリティー活動


チャリティー活動


 今日7月21日は、スティ先の仲間がボランティア活動をしている、子ども病院のためのチャリティーファッションショーに、スティ仲間とママとの5人で、行きました。


 ファッションショーでは、紳士服やウェデングドレス、子ども用のパーティードレス、コートなどが披露され

その収益や、会場の入場料、会場内で販売している寄付チケットなどから、

子どもたちの病院へ寄付がされるという感じでした。

会場には、その病院の子どもたちも来ていて、スティ仲間の2人も彼らと一緒に話をしたり、写真を撮ったり。

 司会をしていた人も、ボリビアのテレビで見たことのある人で、ホテルの大広間全体も華やかな感じですごく盛り上がっていました。

 ファッションショーの後は、バンドの演奏、地域のダンスなど、内容も盛りだくさん。

 盛大に寄付を集める集め方が、日本と違うような感じで、興味深いものでした。


 何より、一番おもしろかったのは、チケットに「夜7時開始」と書いてあるのに、実際に始まったのは、夜9時過ぎ。

 私のスティ先の人は、時間にきちんとしていて、10分前にはみんなで会場入りしていたのに、

その時は、お客さんもまばらで、会場も準備中・・・。

 「何時に始まるの?」

と、会場の人に聞くと、

「まあ、だいたい8時ごろかな。」

そこで、軽く食べたり飲んだりおしゃべりしたりして待つこと2時間。

なんと時間がゆったり流れていることか。

日本なら、10分遅れても、すぐ遅れている理由説明を求められたり、怒り出したりする人が出そうだけど、まったくそんな気配なし。

 一応、仕事関係で出会う人や学校は、時間もきちんとしている感じだけど、パーティーとか催しもの関係は、ゆるそうだ。

 でも、こういった感覚は、大きく見れば国での違いはあるようだけど、


実際は、人それぞれで違うのだということも分かった。

 私のスティ先の仲間はみな、時間を守り大切にしていながら、待つことも楽しんでいる。

 このような何事も楽しむ気持ちは、大切にしたいな。

2010年7月28日水曜日

寒さ


寒さ

週末ラパスは、結構冷え込んでいた。

でも、幸いにも、私は長野県育ちで、県内でも有数の冬の寒さの厳しい川上村勤務の経験があるので、何とか大丈夫。

でも、冷たい雨が降り、息がうっすらと白くなる感じはありました。

すると、翌月曜日の朝。

 「寒いので、水曜日まで学校はお休みです。」

 確かに、学校には暖房設備は何もなく、冷えるんだろうなあと理解できたが、結構直射日光が当たっているときは、暑いくらいなので、びっくり!

 でも、今回の寒さで、雪が降った様子が、日本のNHKでも放送されていたということを後で知り、それもびっくり!

 私としては、寒さより乾燥していることが大変に感じていたけど、
乾燥していることもあってか、日蔭は冷え冷えしている状態なのが、子どもたちにとっては大変なのだ。
 そんなわけで、急に学校が休みになったので、学校への行き方の練習などをして過ごしました。

 家よりかなり急な坂を上へ上へと上がるので、行きはミニブス(バンのような乗用車のバス)を使い、
帰りは家まで1時間以上かけて急坂をゆっくり下って帰る。

「ここで、転んだら、20mぐらいノンストップで転がり落ちるかも・・・。」

と思うような所を、注意を払って、ゆっくり歩いたり、周りの店や人々の様子を見て歩いたり。

最近、地図で見た道を歩いて確かめることが、結構好きかもって、自分で少し自覚してきています。

歩いて坂の具合を確かめたり、道の名前(道にはいろんな名前が付いているので結構わかりやすい)を確認したり。

少し運動を兼ねて、可能な限り歩くのはいいなって思っています。

ちなみに、水曜日の夜、翌日からの学校について校長先生に問い合わせると・・・。

「今週いっぱいお休み!授業は来週の月曜日からよ。」

ビバ ボリビア!

2010年7月19日月曜日

初仕事!ラパス県の日



初仕事!ラパス県の日

ちょうど、ラパスは県政201年目スタートのときで、町中お祝いムードでした。

何と、私の初仕事は、そのお祝いのパレードに、学校の5,6年生と先生方と一緒に参加すること。

地域の学校が一堂に集まって、ラパスの旗を手に町を行進します。
楽団で演奏しながらの学校もあり、沿道にもたくさんの人だかりで、とても賑わっています。
先生に聞くと、毎年参加しとても大切なものだそうで、みんなスーツや制服でばっちり決めています。

夜、ステイ先のテレビで見ると、町中のあちこちでいろんな人たちがカッコよく正装して行進したり、口々にラパスのお祝いを言ったりしている様子が映し出されていました。

着いてすぐ、ちょうどここに参加できたこと、とってもいい記念になりました。

私の故郷長野には長野県の日って祝日はなかったけど、ふるさとを大切にする気持ちを学んだ日でした。

仕事・・・。大丈夫かな・・・。



仕事・・・。

初めて自分の働くことになる学校にあいさつに行きました。


緊張して、あいさつがしどろもどろ・・・。



学校の場所はと言うと、これがまた、すごい坂の上のほう。
バスの乗り換えとか降りる場所が間違えずに行かれるか不安に。

でも、熱心で優しい校長先生と、アットホームでいながらこれまた熱心な先生方と、きらきらした瞳を輝かせた子どもたちが、そこにはいました。

よ~し!がんばるぞ~!

と、思いを強くしたのもつかの間、先生方が会議で話している内容は???
仕事の語彙となると自分の単語力のなさを痛感しました。

大丈夫かな???

・・・・・・いや無理だなあ・・・。ということで、勉強だ!

とりあえず、月曜日から音楽と体育の授業を担当することになりました。
でも、しばらくは、子どもや先生方に様子やスペイン語を教えてもらいながら自分にできることを少しでも出して何とかしていく日々。
酸素不足と闘いながら、歌や運動をがんばるぞ~!

ボリビアの家族



ボリビアの家族

ホームステイの生活が始まりました。
ボリビアで生活する家族は、すごくあったかくて優しいママとパパ。息子と娘の4人家族。
さらに、楽しいことに、同じ家に私以外にもステイしているアメリカ人の女性が3人!
8人での生活です。

基本はスペイン語なんだけど、時々英語が飛び交い、物の名前など日本では何というのかを聞かれたりして、小さな国際交流が行われています。

やっぱり、スペイン語がもっとできれば!と思うことがたくさん。
ということで、ただ生活すれば言語が身に着くということでなく、自分で勉強を続けようと思うのでありました。

2010年7月18日日曜日

ラパス到着




ラパス到着!

ボリビアの首都であるラパスに着きました!



すり鉢のようになった斜面に、びっしりとレンガ色の家が立ち、すり鉢の底には、東京のような近代的なビルが立ち並ぶ、見たこともないような風景が広がっていました。
しかも、坂が半端なく急で、どこにも平らな道がない!



そして、さすが標高3700m!空気が薄い!と感じるのは、体調をくずす仲間が多かったから。私も少し眠気に襲われたり息苦しさを感じたりしたけど、高山病がひどくならずに何とかなりました。
南米!という感じを一番感じる町と言われているだけあって、町には民族衣装を着て歩いているアンデス民族の人がたくさんいます。



これからここで生活するのかと思うと、わくわくしてきました。
どんな人々に出会うのか・・・。自分は何ができるのか・・・。
いろんなことを見つめなおしつつ、今存在していることを感謝して、一歩ずつ踏みしめて行きたいと思います。

仲間




仲間
私が、今回ボリビアに来ることになったのは、いろんな可能性や夢に向かって一歩踏み出したからだ。
いくつになっても、やりたいことや夢などに向かってチャレンジしたり努力したりすることは、大切だなあと感じていたからである。そして、それが未来の私や私の周りの大切なみんなにつながると思っているから。

今回、一緒にボリビアの地に足を踏み入れた仲間は、私も含め全員で13人。
同じ職種も入れば、まったく違う職種の仲間もいるし、出身地も年齢も様々。
でも、今とってもありがたいなあと感じている。
いろんなメンバーなのに、とっても心地よい関係でいられるからだ。
異国でいろんなことをがんばるぞ!と思っていても、やっぱり少しは心細かったり、スペイン語の勉強に挫折しそうになったりするのだが、この仲間は、家族のようでとってもありがたい存在。
もうすぐそれぞれが広いボリビア国内のあちこちで、一人一人活動することになるのだが、離れてもつながっているような気がする。

同じように、日本にいる友だちやかわいい応援隊のみんなやいろんな方々、そして大切な家族が、励ましや温かいメールをくれる。

人との出会いに恵まれて生きてきたことを実感する瞬間です。

本当にありがとう。
出会いに感謝しつつ、ボリビアでこれから出会う人たちも大切に、あったかい気持ちの和をさらに繋げていけたら・・・と思います。